初めて新宿ゴールデン街に行ってきました!『僕の東京日記』取材の為!?
父の友人Fさんが1970年頃、学生闘争に関わっていたと聞いた事があったので電話してみると「ゴールデン街で会おう!」と僕を連れて行ってくれました。
なぜかとても危ないイメージを持っていたから少し緊張していたがとても奇麗なネオンと、所狭しと並ぶ小さなお店たちがかわいくてイメージは一転した。
その中の一軒『ひしょう』小さな扉を開けると二階へつづく狭い階段、芝居関係のチラシが壁にたくさん張られている・・・アングラ等々
上がると結構広く日本家屋を改造したなんだか暖かい昭和の雰囲気がそこにはありました。
カウンターの中にはアルバイトのお姉さん二人、たくさんのキープボトル、ピンク電話。カウンターに座るお客さんには「江戸っ子先生」と呼ばれるハットの紳士、銀行マン、白髪の物書きの先生らしき人、様々な人がいるのに皆でいろんな話題をしている。
Fさんもいつの間にか混ざって あの人も来ていたとか共通の知り合いがいたとか懐かしそうに
みんな昔のいい思い出を語っているような・・・団塊世代前後の人たちの青春・・・そんな気がした。
ギターと大きなリュックを背負ったおじいさんが入ってきた。流しである!この街にはまだいたんだ!嬉しかった!店のお客さんは誰も気に留めない、注目しているのは自分だけ。おじいさんは店の入口でちょこっと弾いてから反応がないため出て行ってしまった。
時には酔って自分たちの青春時代の歌を聴きたくなる人がいるのだろう・・・自分にはリクエストする勇気がなかった・・・いつかきっと!
Fさんが嬉しそうに「トイレに行ってごらん」と言うので行ってみると壁にいろんな殴り書き!?主張!?メッセージ!?時代を感じる「革労」「万歳」の文字・・・ハキダメ
呑んで討論して思想や夢を語り、溜まらぬ思いをトイレに・・・素敵だ!
全共闘の学生たちはこのゴールデン街に逃げ隠れ、仲間たちと酒を飲んだり恋をしたり自分たちを見つめた・・・彼等にとってオアシスだったのか・・・
この日なかなかマニアックな話は出来なかったが、時の止まったこの街と店の中で当時の若者に戻った大人たちに会えたような気がし感じることが出来た。
あの頃中学三年生のFさんの通知書を見せていただいた昭和46年のもの、オール1っ!!
特記事項「反戦、反帝を標榜し自己主張に都合のよい面のみを取り入れる風潮がある。学校文化祭時に文化祭粉砕を唱えた校内乱入した一員である。学校側の指導、説得をきかず、校内に落書きビラはりをし、大学反戦のビラなども配布す。今後もこの活動を続ける事を標榜している。また各集会にも参加している。授業日数 183 欠席日数 106 出席停止日数 77 出席日数 0。卒業見込。」
Fさんはこの頃中学生なのに大学の寮に下宿していたそうです。自分の学生時代を振り返ってみてもタバコ見つかって停学3日、雀荘通いで遅刻欠席多く卒業できないかもでひぃひぃいっていたのに!Fさんはちゃんと大学まで行ってますからねぇ・・・本当に信じられない!どんな時代だ!
んっ!?自分も大学の文化祭ぶち壊した事あった!人の大学で酔っぱらって・・・反戦でも革命闘争でも自己主張でも何でもない・・・情けないっす。
さて『僕の東京日記』この作品をやる事で自分の知らなかった時代を調べて感じ舞台上で生きる!そして伝える!なんと意味のある事か!新たな青春を体験しようと思います!!
『ひしょう』は今年で36年、この日はいらっしゃらなかったのですが全共闘世代のスーパーマドンナのママ、元社会党衆院議員 長谷百合子さんのお店だそうです。
ひしょう
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